インスピレーションが経営を動かす!

  • 2025/07/12
  • その他

インスピレーションとは、瞬間的に浮かび上がる着想のこと。

  

私は「想いの経営」における“想い”を、このインスピレーションに込めています。

すなわち、「想いの経営」とは「インスピレーションの経営」なのです。

  

エジソンの名言に、

「天才とは1%のインスピレーションと99%の努力の賜物である」

というものがありますが、この言葉の背景には、

「本物のインスピレーションでなければ、どれだけ努力しても成果にならない」

という深い含意があることを、エジソンは晩年の日記で書き残しています。

  

では、本物のインスピレーションは、どうすれば見分けられるのか?

  

これについて、数学者・岡潔先生の経験則が参考になります。

岡先生は、難解な数式を解くなかで次のようなインスピレーション体験を語っています。

  

1. 一定期間の思考ののち、リラックス時にふとひらめく。

2. その瞬間、鋭いよろこびがある。

3. そのひらめきには、疑いがまったく湧かない。

  

私自身、この15年間「想いの経営」のナビゲーターとして活動してきましたが、

この3つの経験則とまったく同じ体験を幾度となく味わってきました。

  

「粗利1000%増をめざす経営」も、またそのナビゲーションの方法論も、

まさにインスピレーションの賜物です。

  

そして、いま私は確信しています。

“本物のインスピレーションを見極めることさえできれば、

インスピレーションほどイノベーションに役立つものはない”と。

  

インスピレーションは、自然・社会・人間に正対し、探求心を持ち続けるならば、

必要なときに、必要なだけ、必ず湧いてくるものなのです。