「顧客創造」と「事業発明」について
ドラッカー先生は経営の目的は「顧客の創造なり」と看破されました。
そしてその実現ためには、企業には イノベーション(社会的新規軸)とマーケティング(潜在顧客適合)という 二つの機能が不可欠であると説かれました。
僕は、ドラッカー先生の教えを45年学んできまして、このことを 「顧客が求めている潜在ニーズに気づき、その社会的適合を図るコト」と 再定義して、その総称を「事業発明」と表現させていただいています。
なぜ、不遜にもドラッカー先生の核心的教えを再定義して「事業発明」と 表現するようにしたかですが、多くの経営者・企業家にとって「事業発明」 と言った方がドラッカー先生の教えを大きく響かせることになると長年の マネジメント経験から確信したからでした。
あの世に逝ったとき、ドラッカー先生に余計なことをした、と叱られるか もしれませんが、「顧客創造」活動が停頓する21世紀社会の一隅で縁の ある方々へ「事業発明」を呼びかけ続けていきます。
以上、ご参考になれば幸いです。