『粗利1000%増をめざす経営』は、『粗利1000%増につながる経営』のことです。

◆はじめに
「粗利1000%増」──この言葉を聞くと、驚かれる方も多いかもしれません。
「そんなこと、できるの?」「夢物語じゃないの?」と。
でも実は、この言葉に込めているのは、
“ある方向に自然とつながっていく経営の在り方”を表現したいという想いなのです。
つまり、「粗利1000%増につながる経営」。
無理に何かを目指して頑張るというよりも、
“空”の変化に身を委ねながら、“好き”というエネルギーに乗って生きる──
その自然な流れの中に、結果として現れてくる可能性を信じているのです。
◆「めざす」ではなく「つながる」という視点
“めざす”という言葉には、努力や目標達成のイメージがつきまといます。
もちろん、それも大切なエネルギーの一つです。
でも、「つながる」と考えたとたんに、
なにかがスッと軽くなり、“いまここ”を大切にする意識が芽生えてきます。
私たちは、常に空(くう)の中にいて、
変化し続ける世界に呼応しながら、日々を生きています。
そんな世界で、“粗利1000%増”という言葉を、
あたかも磁場のような指標として持ってみる──
すると、「どうせ無理だ」と思っていたことが、
“好き”を起点とした小さな変化の積み重ねによって、
気がつけば大きな果実として実を結ぶ。
そんな流れが、自然と生まれてくるのです。
◆そのために、私が大切にしている仕掛けたち
こうした“つながり”の経営を実現するために、
私はいくつかのユニークな手法を提唱しています。
セルフボイス・リスニング:「好き」という自分の内なる声に耳を澄ませる
曼荼羅PDCAシート:「想い」から経営の行動計画を生み出す一枚の地図
ハート・サウンド・リスニング:心臓の鼓動に意識を向け、宇宙との一体感を味わう
80:20の時間資源配分:「好き」を軸として、たった2割の経営時間資源を投じることでゾーンへ導かれる
これらはどれも、「空」の波に乗って、“粗利1000%増”につながる感覚を育むための仕掛けです。
押しつけではなく、興味を持った方にそっと差し出す、遊びのような道具たちです。
◆さいごに
「粗利1000%増をめざす経営」とは、
決してギラギラした数字至上主義ではありません。
それは、“空”という根源的な視座から、
今この瞬間を心地よく、面白がって生きる在り方。
そしてその結果として、“粗利1000%増”に“つながっていた”と
後から気づくような、そんな旅のことです。
今日もまた、“空”とともに、
好きのエネルギーに導かれながら、
面白がって経営してまいりましょう。